茂木健一郎さんとトークイベント

130914茂木健一郎1

130914茂木健一郎2

私は「自己責任論とイノベーション」というテーマで話す。

自己責任論は、誰かを切り捨てる言い方だから問題がある。

ただ、それ以上に「自分の問題じゃなくて相手の問題」「自分は関係ない」と自分を棚上げすることに、より大きな問題がある。なぜなら、それ以上考えなくなり、思考停止に陥るから。だから、みんなが安易に自己責任論に寄りかかるようになると、人が成長しなくなる、そんなことを話した。

茂木さんも、私のテーマを引き取りながら、乙武さんの話をしていた。

乙武さんがいたことで、「ドッチボールで乙武さんがボールを持ったら、半径3m以内に行く」「野球で乙武さんが打ったら、代走が走る」というルールを子どもたちが自分で構築していった。それは、乙武さんがいなければ生まれなかったイノベーション(創意工夫)だ。

「乙武の問題で、おれたちの問題じゃない」と考えていたら、そのイノベーションは生まれなかっただろう。

茂木さんは、最後に「めんどくさいことや、めんどくさい人はいる。でもその対応をチャンスと思えるといい」と話を〆た。

前提を共有しない人たちと話をするのはめんどくさいが、それを可能なかぎり、引き受けていくことで一人ひとりの対応力・対話力が上がり、それが結局日本の民主主義の質を高めていくのだと思う。

後半のトークでは、自称「一人学級崩壊」の茂木さんが壇上と会場を動きまわる中、ほとんど「掛け合い」のようなトークを展開して、会場も笑いに包まれた。

写真は、2人で撮った写真と2人で書いた色紙。2人の個性がよく出ているなぁ、と思う。

  1. 今井 豊 says:

    異なる背景を持つ、個人間や組織間において妥協点を見い出す力はとても大事だ。

コメントを残す